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あの夏、キミと見たキレイな海。
そこで
キミは私の前からいなくなった…。
溺れていた小さな子どもを
助ける為に私の前からいなくなった。
私は、キミが助けた子を恨んだ。
でもキミは戻ってこない…当然。
今私の目の前に広がる海は
色あせて見える。
キミがいないだけで、
あの日と同じ海なのに…
こんなにもかわって見える。
「私もいまから、そっちにいくね」
そう呟き、
私達の夏が終わった。
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