プロローグ

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僕はそのまま床にうずくまった。 ぶたれたり、つきとばされたりしたらすぐに倒れなきゃ。 だって、そうしないと、反抗してると思われて、もっとぶたれるし。 僕は体を起こして母さんの顔を見上げた。 本当は見上げるのも怖い。 母さんの気に入らない事をしたら何をされるかわからない。
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