はじめまして、お兄ちゃん。

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大学生になるハズだった春。 なぜ、俺がこんな時間にバイトしているかというと、それは受験に失敗したからで。 あんなに応援してくれてたバイト先の酒屋の店長に、 「今年もお世話になります」 なんて言ったら、苦味のある顔で、 「馬鹿タレ、早くうちも卒業しやがれってんだ。」 …と言われた。 俺は俺なりに頑張ったんだ。 受験の時期と発売日が重なったエロゲー、『お兄ちゃんのベッド2nd』だって、プレイするのを我慢したんだ!! …いや、買ったけどさ。 …ファンだし。
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