Misson2(裏)

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───こうして、ずっと抱えていた思いを、彼女は無事に伝える事ができた。 しかし、まだ終わらない。 赤き鬼神の恋物語は、まだまだ続く。 言うなれば、やっと第1部が完結したところだ。 ここから話は、第2部へと続く。 しかし、その第2部は、決して彼女が主人公ではない。 ───主人公が脇役の物語だ。 脇役と主人公が対立する、白と黒の物語。 その物語へと、続く。 正確には、その物語に含まれている、だな。 ・・・ま、流石に第8部までは行かないだろう。てか行ったらヤバイって。 ・・・んっ?何だよ?誰だお前、だって? おいおい、俺の事忘れちまったのかよ? この物語で、結構活躍した気がするんだけどなぁ・・・。 てか、もうちょっと出番増やしてくれてもよかったくね? 俺のとこも掘り下げれば、結構良い物語が出来ると思うぜ。 いや、別に主人公やりたいって言ってる訳じゃねぇよ? ただ出番が欲しかっただけで、決して主人公やりたい訳じゃ・・・何だよその目は? 「コイツ、絶対主人公やりたがってるだろ」って感じの目は? ・・・んっ?今度は何だよ? 「これ食べない?」だって? 実に旨そうだが、遠慮しとく。今は絶賛ダイエット中なんだ。 但し、夕食の時に出るおやつは除く。 ───っと、話がだいぶ逸れちまったな。 ひとまず、それらしい事言っておくか。 ───彼女は確かに、告白した。 しかし、ただ告白しただけであり、付き合ってはいない。 ───彼女は、思いもしなかったであろう。 付き合うまでが、修羅の道になるとは────。 彼を思う女性が、自分以外に現れるとは────。 彼が、あのような計画を立てていたとは────。 ───さて、ここまで来て俺の正体がわからない奴。 多分いないかもしれないが、一応いる事を想定して、ヒントをやろう。 ───口から超電磁砲。 というわけで、グラッツェ&アディオス!! 赤き鬼神の恋物語 END
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