2人が本棚に入れています
本棚に追加
あの日あの時
僕は生きていた。
あの日あの時
僕は存在しなかった。
3***年
人類は一つの施設でしか生きられなくなっていた。俺は考えた。こんな世界にしたの誰だよ。
・・・先祖だ。先祖が悪い。
なんてことを考えてるおれはもう
29歳もう少しでおっさんと呼ばれてしまう。
もう死のうかな?
何か光物が落ちている。何だ?指輪だ。俺はふと指輪を填めてしまった。取れない(汗)
突然指輪がある一点の方向を光が差し始めた!俺は無意識にその方向に走り初めていた。
(もう30分くらい走っただろう)
見たこともない小さな病院があった。
(こんにちは)
返事がない俺は無断で入ってしまった・・・
「誰じゃ」
もうすぐ70歳になりそうなお爺さんがいた。
(す、すいません)
「その指輪どうした?」
この指輪の持ち主か?それとも欲しいだけか?そういや、光が消えてる。これは正直に答えるべきか?それとも否か。
(道に落ちてて…)
「抜けるか?」
最初のコメントを投稿しよう!