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どうしよ、抜けないけど何かそういったら怖いし。抜けるといっても後々バレたらヤバいし。
「どうした?」
このジイサン何かしってんのか?俺はつい半信半疑で聞いた。
(この指輪について知ってるのですか?)
「知っている。早く質問に答えろ」
やばい俺の頭の中は妄想のパニック状態におちいっている。嘘つき、漫画に出てくるような人いろいろなことを考える。
(まあいい、ついてこい)
ガシャ
俺はある部屋へと連れてこられた。いろいろな実験道具や装置が置いてある。ある器具に触れてしまった。
「かってに触れるなよ」
やっ、やべーもう触れちゃつたよ…そのとき体の異変に気づいた何か手から変な感じが。
(うわっ)
つい声を上げてしまった。けっ、毛深い!もともとだ。手に水掻きがついていた。
いきなり俺の肩をジイサンが叩いた。ジイサンが指を差す。そこには高校生位の男がいた。
「あいつと旅をしないか?時間のな」
『俺は時尾進。お前は?』
<ときおすすむ>
目上に向かってタメ口か。なめてる。こういうことをすぐ考える俺の癖だ。
(俺は荒田未来)
<あらたみらい>
時尾も指輪をつけてる、俺のは青であいつのは茶色か…て言うかあいつと旅をするってなんだ?
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