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―――4月11日、午前7時
タツミは歩道を歩きながらタバコをくわえている
タツミ
「やっぱメンソールに限るわ」
鼻から煙を出し、ご機嫌の様子
そこへ
亮平
「タツミィィィ!」
大声で呼ぶ亮平はタツミに駆け寄った
タツミ
「おぉ亮平!お前も入るか?タバコ」
亮平
「いや・・・俺はいいよ」
タツミ
「なんでだよ💢おいしいのに」
タツミはツンッとして、また一口吸った
亮平
「ところで赤星とは仲良くなったの?」
そう
昨日は、タツミと赤星が余りにも語り合ってて、亮平は途中で帰ったのだ
タツミ
「それがよ!あいつは本っっ当チャラくてよ!話し合ってる最中に何回も電話がかかって来てさ💦そんままどっか行っちまったんだ」
亮平
「そうかぁ。確かに赤星は遊び人でも有名だった」
タツミ
「やっぱりな!そんなに女が居るなら、紹介しろって話だよ💢全く」
亮平
「その外見じゃあ確かに近寄り難いわな」
タツミ
「何だと💢」
亮平
「いや!別に・・・」
しばらく歩くと桜難が見えてきた
いかにも不良と呼べる奴等が続々と桜難の校門へ入っていく
バイクの音も五月蝿い
タツミ達はそんなのも気にせずに入っていった
すると
タツミ
「何か集まってるな?」
校門を抜けたその横には、人だかりが出来てる
確か、校門の横には掲示板があったはず
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