3話、桜難初日

2/7
前へ
/40ページ
次へ
―――4月11日、午前7時 タツミは歩道を歩きながらタバコをくわえている タツミ 「やっぱメンソールに限るわ」 鼻から煙を出し、ご機嫌の様子 そこへ 亮平 「タツミィィィ!」 大声で呼ぶ亮平はタツミに駆け寄った タツミ 「おぉ亮平!お前も入るか?タバコ」 亮平 「いや・・・俺はいいよ」 タツミ 「なんでだよ💢おいしいのに」 タツミはツンッとして、また一口吸った 亮平 「ところで赤星とは仲良くなったの?」 そう 昨日は、タツミと赤星が余りにも語り合ってて、亮平は途中で帰ったのだ タツミ 「それがよ!あいつは本っっ当チャラくてよ!話し合ってる最中に何回も電話がかかって来てさ💦そんままどっか行っちまったんだ」 亮平 「そうかぁ。確かに赤星は遊び人でも有名だった」 タツミ 「やっぱりな!そんなに女が居るなら、紹介しろって話だよ💢全く」 亮平 「その外見じゃあ確かに近寄り難いわな」 タツミ 「何だと💢」 亮平 「いや!別に・・・」 しばらく歩くと桜難が見えてきた いかにも不良と呼べる奴等が続々と桜難の校門へ入っていく バイクの音も五月蝿い タツミ達はそんなのも気にせずに入っていった すると タツミ 「何か集まってるな?」 校門を抜けたその横には、人だかりが出来てる 確か、校門の横には掲示板があったはず
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

28人が本棚に入れています
本棚に追加