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タツミ
「へぇ~・・・って黒羽って誰?」
亮平
「いやいやいや💦知らのかい」
タツミ
「まぁ・・・だって俺、違う県から来たからなぁ・・・」
亮平
「えっ?そうだったの?あ~だから赤星のことも知らなかったのか」
タツミ
「知らなくて悪かったな💢」
またタツミがツンッとした
亮平
「まぁ怒らない怒らない」
亮平は上手くタツミをなだめた
亮平
「黒羽っていうのは、ここら中学を占めてたかなりの大物だよ。とくに右腕の才原(さいばら)っていうのも中々のもんで💦そいつ等二人を筆頭に甲斐正樹や菊水隼人も黒羽達の傘下だったんだよ」
タツミ
「ふ~ん。そんなに強いんだなそいつ」
亮平
「まぁね。大物ルーキーだから。だけど、もう二人の有名人も凄いんだ!まずは月原恋次郎。こいつも中々のもんで」
タツミ
「どういうこと?」
亮平
「さっき言った黒羽率いる“ブラックホール”とまともに戦えた唯一の対等者だよ。あんだけの6つの中学に、1つの中学で守りきった鉄壁の佐伯中。毎日の戦争にも絶対に断ず、月原が卒業するまで絶対降伏しなかったという伝説もあって、本当に凄い!!」
タツミ
「ほーう」
亮平
「そして次は連戸中の無乂。こいつも中々のもんでね。というのも派閥はあまり持たないけど、実力は間違いないね。だって、1人である中学校を潰しに行き、なんと無傷で帰ってきたんだよ!」
タツミ
「はいはい」
タツミは集中してるのかしてないのか、よく分からない顔で亮平の話を聞いていた
亮平
「まぁざっとこのくらいかな・・・」
と言ってる間にタツミは校舎の方へ向かっていった
亮平も情報紙を丸めて、タツミの後を追った
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