3話、桜難初日

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―――桜難初日、5校舎 タツミは迷いながらも、やっとのことで教室へ着いた タツミ 「1ー1か」 タツミは1ー1という目印を見上げ ドアに手を掛けた バンッ タツミ 「おはーす!!」 勢い良く音をたてた だが シーン 教室内は静まり返っている タツミ 「なんだよなんだよ!シラケちゃってさ」 教室の皆がタツミをじっと見ている 亮平 「・・・・・・」 亮平はサッサッと自分の席に着いた タツミ 「なんだよ・・・」 タツミも渋々席へ着く すると 前のヤツに見覚えがあった しかしイヤホンで音楽を聴いてて、呼んでも振り返らない タツミはイヤホンを取り、大声で叫んだ タツミ 「あーーーかーーーほーーーーしーーーーーぃぃいいいいいい!!!」 赤星 「うるせぇよ💢✋」 赤星はかなりビックリしていた タツミ 「よう!赤星!!」 赤星 「ってタツミかよ!全く・・・心臓に悪いわ」 亮平 「ハハハ」 皆が赤星と話してるタツミに驚いている 確かに赤星も有名人の1人だ そんな赤星と普通に話しが出来るのは多分タツミだけだろう 赤星 「てかよ?亮平って小さくないか?」 亮平 「い、今頃!?」 タツミ 「確かに・・・。チビだ」 亮平 「チビだよ💢」 赤星 「ハハハハハ!怒んなって!チビでも強くなるんだからよっ」 亮平 「チビって言うな💢」 タツミ、赤星 「ハハハハハ」 そんな亮平弄りをしていると バンッ 教室のドアが開いた 男 「おいおいおい💢!この教室の頭を決めようや」 威勢がいいパンチパーマの兄ちゃんが入ってきた タツミ 「なんだ?アイツ」 赤星 「確かー・・・西中の樋口だったけ?」 亮平 「うん・・・。あのチンピラは樋口だよ。西中を仕切ってた」 3人が話していると 樋口 「おぉ赤星!久しぶりだなぁ!覚えてるか?俺のこと」 赤星 「ん〰・・・ほとんど記憶に無い」 樋口 「なに!?💢」 樋口は赤星の胸ぐらをガッと掴み 樋口 「テメェにタイマンでボコボコにされたあの樋口だよ💢」 赤星 「分かった分かった」 そう言うと 赤星は樋口の手を握り 放した
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