2話、桜難入学式

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――こんなに五月蝿いのか 亮平はあまりのうるささとめちゃくちゃさに呆然とする 入学生は約800人 この広い体育館に人の本能が網羅している 亮平と保護者 さらには先生が口を開けて、突っ立っている そんな中 一人の生徒が 亮平の方へ歩いてきた 保護者が道を開ける 一本道となった先には亮平が居る 亮平 「ご、ごめんなさい・・・・・・・・・って、タツミ君?」 亮平が驚いている タツミ 「おぉ!亮平じゃん!!よっ」 タツミが手を挙げて ニコッと笑う 亮平 「き、君も桜難に!?」 タツミ 「そうだぜ!」 そういうと タツミは亮平を連れて 体育館を出て行った 校門をくぐり どこかへ向かう 亮平 「タツミ君は何で此処に?」 タツミ 「それはいいじゃあねぇか!そんなことより、タツミ君ってヤメろよ」 亮平 「あ・・・うん・・・」 タツミ 「てか俺も驚いたぜ!亮平が俺と一緒の高校なんてよ!」 亮平 「まぁ・・・。ここしか行くとこ無かったから・・・」 タツミ 「どういうことだよ?まさか、バカ学校か?桜難って」 亮平 「うん・・・。バカ学校かな」 タツミ 「まっ、頑張ろうぜ!」 そんな話をしてる内に、この間の公園へ着いた
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