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恭介は雄大な和室の中、モクモクと煙を上げて頭の中の情報を整理していた
恭介「ターゲットは…末摘花、花散里、朧月夜、葵の上、明石の君か…。名前かこれ?」
時代背景を恭介が理解出来る筈もなく
名前だけで早くも軽くカルチャーショックな気分だ
恭介「だいたい何処に居るかとかも判るのか…結構便利な情報だな」
「何を一人でぶつくさ言ってますの?お兄様?」
恭介「っ!?」
集中し過ぎた所為か、恭介は少女の接近を許していた
その紫の髪の中学生くらいの少女は若紫と言い
光の義理の妹である
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