末摘花(すえつむはな)

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恭介「じゃあ紫は何がしたいんだ?」 若紫「百人一首!」 甘さを見せればコロッと気分を変える やはり女心は年齢を問わず理解出来ない物でございます 恭介「読み手は?」 若紫「あ…」 二人では出来ません 若紫「じゃあじゃあ蹴鞠!」 恭介「鞠は有んのか?」 若紫「………」 恭介は若紫の計画性の無さに呆れてその場から立ち去ろうとする 若紫「お兄様、何処に?」 恭介「ちと廁(トイレのこと)」 紫は恭介の嘘に気付きながらも 自分の腑甲斐なさに黙り込んで行かせてしまうのでした
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