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しかし思惑通りには進まない
二人の話を盗み聞きしていた男が不気味に天井に現れる
ポ「なるほど…これで繋がりました」
紫「?」
オ「お前趣味悪いぞ」
他言無用と言っていた割りにはさほど驚きもしない二人
それはポルンだからこその反応だった
オ「で、何の用だ?」
ポ「資料室で面白い物を見つけました。少し遊んできます(笑)」
そう言って一枚の古い紙切れを渡すポルン
オッサンはその一枚の紙切れで全てを察し
軽く溜息を吐いた
オ「まぁいいけどよぉ、あっちの奴の許可はとって有るんだろうな?」
ポ「既にラビッド、ソフィー、トールには許可を得ていますよ」
オ「仕事はまともにやらねーくせに自分が楽しむための事はやることが早ぇよな、お前」
ポ「それが『人間』というものですよ」
意味深に呟いたポルンは何処かへと消えていった
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