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《鏡界》…平安の頃…
光「はぁ~…」
大きな屋敷の一室にて、光源氏として名を馳せた男は胡坐をかいて深い溜息をついていた
只今姫君達への度が過ぎる行動に叱りを受け、外出禁止を命ぜられている最中でした
その容姿は鋭い目付きに赤い髪と
何処かで見たような姿でありました
光「姫君に会いたいなぁ…」
普段ならばこんな命も何処へやらと、全く気にせず姫君の元に駆け付けるのだが今回は帝である父からの直々の命
そういう訳にもいかなかった
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