やっと…転生

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俺「いてぇ…」 砂ぼこり すごいわぁ もう、なに? もやは霧、濃霧って感じ? ゲフゲフ 息ができない…だと…。 兵「何者だ!!」 ちょっと25くらいの男性が…殺る気満々で…声をはっている様な気がする。 目の前が見えない。 こぇぇ…。 埃が去った頃には、何か三角形が飾られたマスタードソードのような剣を握ったおっさん? 30くらいか? 俺「おっお、落ち着こうか。」 (^ω^)おっお? 兵「お、おう?何者だ。」 あれ? 俺の方がてんぱってる? とりあえず、 俺「人に名を尋ねるときは、自分からと―「ギルド[武勇の翼]のマルクだ。」」 決定。 以降⑨=マルク 俺「…。」 チ…ノレノとはほど遠いな。 ⑨「さぁ、名乗れ!!」 俺「名乗るほどの者ではない」 ⑨「四の五の言うな!!俺は名乗ったぞ!早く名乗れ!!」 そろそろちゃんとしないと…MJDY 俺「レイです。」 マジでヤバい。 ⑨「何者だ?」 俺「旅人です。」 何だろう。 ペラペラと出任せが口から出てくる! ⑨「嘘をつくな!! こんなことをして誰が信じるか!!」 はい? こんなこと…あ、そろそろ周りの状況もお知らせ… 俺を中心に大通りの真ん中に小さいクレーターができてますた。 俺「隕石でも降ってきた?」 ⑨「そうだとしたら、お前が隕石だな」 俺「すません…。」 このクレーター作るほどの威力でも痛くないだと…。 ⑨「…。 道の修理費は銀板1枚くらい。 不正入国での罰金は銀貨2枚くらいだろ。」 高っ(適当) 俺「…今金持ってない…。」 ⑨「それじゃ、ブタ箱行きだが大丈夫か?」 俺「大丈夫じゃない、問題すぎる。」 いきなり何を言うか。 物語の歯車ポジションどころじゃねぇや。 ⑨「なんかないのか?その袋は?」 俺「ガサゴソ… テッテレテーレテー まもののいひん~(ダミ声)」 狼の爪を出した! ⑨「!!?…その中全部か…?」 俺「ちょくちょくキノコとかも拾った。」 食ったら大きくなれると思ったから。 結構マジで。 ⑨「とりあえず憲兵を待とう。」 俺「ウィッス。」
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