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息苦しい空間だったし、現実逃避も兼ねて大会用に特設された医務室から(逃げ)出(し)た俺は
サーシャのことなど諸々忘れてたことを思い出したかのように見せかけて昼飯に行くことにした。
リンは一旦向こうに還るらしく、ドロンしていった。
サーシャの方は終了しているだろうし。
とか帰ってこなかったことを責められたとき用に言い訳を考えながら、前回不気味なオムライスを出されなかった喫茶店らしきレストランに向かった。
正直、レストランなのか喫茶店なのかわからない。
つか、店名知らん。
看板無いし。
でも、開店中 って出てますし。
わかりませんし。
おすし。
カランカラン
いかにも猛者です。みたいなローブを被った変態横目に、
俺「オム「きwらwしwたww」…」
とりあえずカウンター席に座った。
きらした
た(過去形)
+異様に嗅覚をサンドバッグなみにぼこぼこ殴ってくる異臭
が変態の方からスキップしてくる。
チラッ。ハッ。
ニコニコ?笑っている店主から目線を回われ左したら、カッとスプーンを皿に置いてご馳走さまでした。雰囲気を出しながら、ナプキンで口元を拭いているローブの変態。
チラッと店主も食い終わったのを見て、「うwまwかwろwwwうwまwかwろw」と田舎の近所の優しかったおばあちゃんを連想させなくもない言い方で話し掛けた。
「ああ、ありがとう。」
とスムーズ且つビューティーに金を置いて店を後にしようとせんとしないでもない。
俺「てんちょさん。」
と呼んだ後に「今の人が食ってたの、もしかしてオム…
「せwやw」
この微妙に関西風な所がムカつく。
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