フラグ。

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はらりひらりと人目につかぬ場所で変身して、黒ローブつまりエゴの方になり、ギルドへゴー 日に日にボロくなっていくドアを開けゴマして入っていくと、 ドンと仁王立ちした雷神さんがいらっしゃった。 上から下まで基本色、黄色な派手な衣装に、キンキンに奇抜な黄の短髪、素顔が見えそうな口元が空いたマスク 数日前はこれより少しグレードが高かった。 これでもか。と言わんばかりの自己主張。 入口でうっと一瞬驚きはしたが、堂々と歩いて行き。 受付へ。 ら「おい!新人」 と数日前に聞いた若い声。 記憶消したよな…? つか、ローブ野郎なんぞいっぱい居るのに何故バレたし。 エゴ「何かありますか?」 くっそ抽象的な質問を受付へ 受「えっとですね…」 と机の下を探る受付 「おい!」 受「これなんかどうですか?」 と受付自身も内容を見ながら机に紙を出してくる。 「ドラゴンが凄いいっぱい出てきたからどうにかして」 と言う内容 種類も手段も書かずに採用された依頼状。 エゴ「此のクリア基準って何なの?」 狩りまくってもいいが面倒。 そもそも、どれだけいるかがわからない。 よく見ると、田舎の村からだ。 基準がさらにわからぬ。 受「依頼者に聞いてください。」 丸投げもいいところだ。 エゴ「わかった。行ってくる。」 と 行かせる気満々の受付嬢を横目に、ギルドを後にした。
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