5135人が本棚に入れています
本棚に追加
俺の周りの主人公二人を待ち中
俺「3人なら楽になるだろ…」
目の前の山に呟く
二分くらい待って、ガラッと勢いよく職員室に入ってくる。
真「しつれーしまs」
政「しっつれ~しま~す」
キタキタ
俺「おーい」(右手フリフリ)
と言うことで、俺は依頼者、手伝ってもらう側として一番の難物、ハシゴ二台(数え方わからん)を持つことになった。
…運び中…
この階段降りて…
とゴール間際になり気が少々抜きながら自己案内していると、
さすがにハシゴ2台は歩きにくく、ハシゴ2台を平行に保とうとするのだが、
何故だかグラグラと足元が揺れ始めた気がする。
真「じしん!!?」
何あいつ?どこからそんな声でるの…?
目の前で段ボールの箱を運びながら叫ぶ真也に、おうおう言いながらバランスを保とうとする政宗。
揺れている気がするじゃなくて、揺れていたんだな。
俺はと言うと、
見事に足を掬われ、
階段を踏み外し、
あ…っとか思いながら、
あ~れ~おちーるーとスローに走馬灯を浮かべながら、階段踊り場にダイブする形に。
目の前を見て、
ヤバい主人公sを巻き込む。
体勢を整えなければ、衝撃を柔げなければ。
とか何とか考えている内に、
主人公二人が俺が降ってくることに気付いた。
真「ちょっ」
政「!!?」
そう俺が落ちてくるのを…
あれ…?
主人公sの下に…
魔方陣!?
あ、これは!
とか考えていると
持ち物置いて、逝った。
俺「アッー――!!」
真也の残留物が目の前に、
政宗の残留物が後頭部に、
…………ゴッ
鈍く音が聞こえたのと同時に、
めのまえはまっくらになった▼
最初のコメントを投稿しよう!