冬猫の毎日

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うううー今日も寒い。でももうお母さん(人)も起きてるし早く行かなきゃエサもらい損ねるー。 うんと背伸びをして一階で朝ご飯を作るお母さんのもとへ行く。そして、 「にゃーん」(ごはんちょうだい。) 一回鳴いただけじゃお母さんはすぐごはんをくれない。だから、何度か粘って毎日ごはんをもらえるんだ。 よし、ごはんだ。いただきまーす! ごはん食べたらストーブの近くでゴローン。 あったかー… 「おはよー。」 あ、あっこが起きてきた。あっことはこの家の次女(人)だ。ついでに長女はもうお父さんと学校に行ってしまっています。 「あんこおはよー。」 私の頭をなでてごはんにお母さんとあっこはありつく。あー、ストーブがあったかくて眠くなってきたー ZZZ… バタバタ… ん?あれ、二度寝してたわ。あっこもう学校行ったのか、お母さんが出勤するのかー。 「あんこ、行ってきます!」 はいはーいいってらー。 寝ころびながら尻尾で反応してあげる。 …さて、ストーブも冷えてきたし、ひなたぼっこしよう。 のたのた動いてソファーとカーテンのあいだに座ってうまくハンモックみたいにする。いい具合の天気ー。 はっまた寝てた!昼過ぎくらいかなー。いつもの運動しますかー階段上り下り! バタバタ!バタバタバタバタ! ふぅ、このくらいでいいか!疲れたしお母さんのベットの上でゴローン。 ブゥゥゥン。 …あれ?あ!また寝てたかも。今のエンジン音はお母さんの車の音だ!玄関に急いで行く。 ガチャン、 「ただいまーあんこー」 「にゃん!(お帰り!)」 買い物袋を持ったお母さんについて行って台所に。
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