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敬語かぁ。 そーか。普通先輩に使うのかー。 仕方ない、あたしは敬語使われる側だったし! 「ね、君、名前教えて?」 秀太は笑いがおさまったみたいで、あたしを見ていった。 「,,,,,宇野実彩子」 「宇野ちゃんでいいかな?」 「いいよ。あたし秀太の事呼び捨てだし秀太も呼び捨てしたかったらしていいよ」 「ぶっ,,,。わかった」 秀太はそういって笑いをこらえている。 あたしなんか変なこといった? この人の笑いのツボ、絶対おかしい!」 ,,,,歩くこと15分。 広いな、この学校・・・。 「ここだよ」 「ありがとう、秀太」 「じゃ、またね。いつでも声かけてね!」 「うん!!じゃ、」 ガチャ、、、。 秀太が見えなくなったのを確認して、ドアを開けた。 あ、ノックしてない、、、。
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