初めての気持ち

20/20
前へ
/285ページ
次へ
いつもと逆転したこの状況と、拗ねてる凌がかわいくて、私はなんだか嬉しくなった。 「嘘だよ。私は二年後も…きっと凌に恋してる。」 私がそう言うと、凌の手が私の肩に置かれ、上を向かされた。 上から静かに落とされたキス。 唇が離れると私の目の前には大好きな凌の優しい笑顔と、満天の星空が広がっていた。
/285ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5265人が本棚に入れています
本棚に追加