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「そ、それは仕事の話でしょ！？」
「‥‥いや、お前はなんだかんだ公平に懐いてるし、あいつはお前に惚れてるし。」
「も、もう！大丈夫だってば！」
「‥‥りん。」
凌は突然まじめな顔をして私の両肩を掴んだ。
「りん、好き。」
「‥なに急に‥。」
私が戸惑っていると凌は私の体を引き寄せて抱きしめた。
「りん。好きだよ。」
「‥うん。」
「好き‥。」
「うん。」
「‥‥離したくねぇ‥‥。」
初めて聞いた凌の切ない声に涙が溢れそうになった。
「‥‥‥‥うん‥‥。」
私を抱きしめる凌の力が強くなって、胸が締め付けられた。
「私も凌が好きだよ。」
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