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「何でこんな所に突っ立ってるんですか?」
「……っ!?
アスラ?
何で此処に!?」
俺の背後にいたのは、零番隊隊員のアスラ・ヨーシュア。
俺の正体を知る一人だ。
「何でって……
私も学園に通うからですよ?
知りませんでした?
私も16歳です」
(マジでか!)
アスラの年齢を気に止めた事はない。
若いとは思っていたが、俺と同い年だとは思っていなかった。
固まっている俺に、何やら機械を翳す。
(何の機械だ?)
意味が分からずその機械を見ていると、ピピッという音がした。
それを見たアスラは、何やら考え込んでいる。
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