無欠の帝王

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「……わかった」 頷いた俺の前に、ジークは指輪を置く。 「これは?」 「これは封魔器 魔力を1/100にする道具だ 修行でも似たようなものを着けていただろう?」 そう言われて思い出す。 確か、修行では魔力を半分にし、しかも魔力をずっと流し続けないといけないブレスレットを着けていたんだよな。 「これを着けていきなさい 今のままじゃ、すぐに正体がバレてしまうからね」 言われて指輪を手にとる。 俺が『無欠の帝王』だと知っているのは、総帥のジークと、零番隊隊員のアスラだけだ。
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