無欠の帝王

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渡された指輪は3つ。 「100×100×100で、魔力量は1/1000000になる それでも、学生にしては多い方だろうから、学園長にかけあった結果、特待生として通って貰う事になった 明日からだから、今から荷造りしておくように」 指輪を嵌めていると、ジークがそんな事を言ってきた。 「……何? 俺が学園に通うのは、決定事項だったのか!?」 色々と考えて損した。 思わず睨むと、あからさまに視線を外す。 「チッ……」 舌打ちをして、踵を返す。 「そうそう、言い忘れてた ルアンにしか出来ない任務が入った時は、呼び出すからね まだ此処に在籍してるんだし、拒否権はないよ?」 「知るかっ!!」 背後から聞こえてきた声に怒鳴ると、振り向きもせずに部屋を出る。
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