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「クソッ……数が多過ぎる!」
「大量発生とは聞いていたが、まさか、こんな数だとは……
依頼書と内容が違うぞ!」
ぼやく数人の男達の前には、大量の魔物。
先程から、倒しても倒してもいっこうに減らない。
体力も魔力も、残り僅か。
(此処で死ぬのか?)
そんな事が頭に過った時、誰かが転移してきた。
現れたのは、ローブに身を包む、二つの影。
顔も隠れていて、一切見えない。
だがその姿に、男達は一気に嬉々とした表情を見せる。
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