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「此処が学園長室だ
何の用事か知らないが、失礼のないようにな」
そう言って男が去っていく。
「随分と偉そうな人でしたね?」
アスラの言葉に、思わず苦笑が漏れる。
「敬語になってるぞ?」
「あっ……!」
無意識だったらしく、口を手で覆っている。
「取り敢えず入るか」
扉を開ける。
そこにいたのは、ジークとあまり年の変わらない男。
(若いな……)
学園長っていうから、もっと年のいった人だと思っていた。
そういやジークも若いから、エンドドロップの総帥だと聞いた時はビックリしたっけ。
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