67965人が本棚に入れています
本棚に追加
/1056ページ
「す、すげぇ!」
「流石、零番隊隊長『無欠の帝王』だ!」
あんなに大群の魔物が、一体残らず切り刻まれ、夥しい数の肉塊が転がっていた。
「助けて頂き、ありがとうございます!」
声をかけても、白銀のローブの人は此方を見もしない。
それどころか、転移してしまった。
呆気にとられる俺達。
赤ローブの人は、そんな事には慣れているのか、数体の魔物の皮を剥いでいる。
「では、失礼します」
立ち尽くしている俺達に声をかけ、赤いローブの人も転移していった。
最初のコメントを投稿しよう!