本当に普通の女の子

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スーパーの前にて… 私「あの…私、急いでるんで…すいませんがどいて下さい……。」 不良A「オイオイ、そんなつれねーェこと言うなって。ただ少し俺達と一緒に遊ぼうぜ?って言ってるだけだろ?」 不良B「まぁ仲良くしようぜ?」 私が嫌がってるにも関わらず、彼らはしつこく、私を遊びに行こうと誘ってくる。 私が助けを求めて周りを見渡しても、皆見て見ぬ振りをするだけだった。 不良A「ほら行こうぜ!」 グイ 彼らは私の手を掴み、無理やり連れていこうとした。 私「キャッ…!や…止めて下さい!」 私は嫌がった。だけど、誰も助けてくれる訳が無い。 だって誰だって面倒ごとには巻き込まれたくないし、自分が一番大切。 それが当たり前。 白虎「おい。」 ガシッ 不良A「あぁん?なんだテメェは?」 白虎「デュエルしろよ。」 そんな当たり前をぶち壊して私を助けてくれた人。 それが白虎先輩でした。
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