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「初めまして、蓮です。宜しく
お願いします。」
蓮は、桜の事を忘れていた。
「え?
私のこと覚えてないんですか?」
「俺の事
知ってるの?
ごめん、俺君のこと覚えてないや。」
「いつ釈放されたんですか?」
「ねぇねぇ何の話?」
桜の隣に座っていた友人の
未朱が、
ただならぬ空気を感じ、
話に加わろうとする。
「しらばっくれないでよ。
人殺し」
桜は、感情を抑えられず言ってしまった。
周りは、
その一言で凍り付いた。
「桜、店変えよう」
「いや、いいんですよ未朱さん。
桜さんの言っていることは事実ですから。」
「え?
どうゆうこと?」
「俺は、十年前
桜さんの父親を殺したんです」
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