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勇者は激怒した。勇者は冗談が通じぬ。
地上階で罠に引っ掛かった事により、リーダーとしてのプライドは既にズタズタ…
勇者の顔は、勇者というより魔王と呼んだ方がいいくらいに怒りの形相をしていた。
勇者(何で俺がこんな目に遭わなけりゃならないんだ…考えてみたらあの糞国王、自分から何もアクション起こしてねぇじゃんよ!
皆が俺を勇者と持ち上げるから従っているけど、そのせいで俺、「中二病末期患者」って呼ばれてるんだぜ?
しかもさ、隣国から俺なんかよりもよっぽど中二臭い連中が支援に来てるんだけど、なんか最初から俺の事見下すは、人使い荒いわで、正直〇してやりたい。)
魔王「勇者君、ものっそい口に出してる…よっぽどひでぇ目に遭ったんだなここに来る前から…
中二病とか言ってすまないな。」
気が付けば目の前に魔王がいた…
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