-ある朝-

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ヒロすけは、あまり関心がなさそうに 「できたよ~。たろう君と、じろう君と花子さん。」 超テキトーに答えたヒロすけだったが、ハルパパは 「そうなんだ~。たくさんお友達できるといいね。」 と手をつなぎながら答えた。(よほどヒロすけに気に入られたいのだろう) と言ってる間に、モエママが「いけない!忘れ物しちゃった!!」 と言いながら家に向かって走り出すと、 ヒロスケは「ママぁ~」と叫びながらモエママを追いかけようとしたが ハルパパは、ヒロスケの手を強く掴み、 「ママはすぐ帰ってくるから、パパと一緒に行こう」 とママーズフット幼稚園に向かって歩き出した。 ヒロすけとハルパパは、楽しく話しながら歩いていたが ふとハルパパが後ろを振り向くと、モエママが 走っておいかけてきた。 ヒロすけは、モエママが追っかける姿を見て 「ハルパパ、逃げよう!!」 ハルパパは「なんで?」と言いながら ヒロすけと一緒に走り出してしまった。
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