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「いいじゃんか。この方が生徒絶対増えるから!」
いつの間にか復活したのか、会長が机をバンバン叩いて発言した。
あんたは子供か!
「確かにそうですけど……人としてダメだと思う!」
「そうよ。というかよくこんなデタラメばかり出てくるわね」
「ある意味スゴイですよ……」
私、扉さん、翼君は口々に呆れた言葉を投げかける。
何にしてもこのまま会長に任せておくわけにはいかない!
「もう原稿は私が書いてそれを提出しましょう!」
「お。マジか~。じゃ頼んだ!」
会長はそう言って寝始める。
「任せっぱなしか!少しは反省してください!」
後日、パンフレットは無事完成した。
……が、「会長はサボりたかっただけ」と気づいたのはもうしばらく後だった。
Prologue End
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