901人が本棚に入れています
本棚に追加
神の主は人間を殺すためには先に《神獣》を殺すことが先決であると考えたのだろう。
彼らは《神獣》の体を食らうことで、本来神の力だった真力を回収してもいるのだ。
けれど俺達にしてみれば人間を守りたいというよりも先に生きたいという気持ちがあって戦っているのだろう。
いや人間の命を守る、その気持ちはもう当たり前すぎて忘れてしまっただけなのかもしれない。
魂にもう染み付ききっている。
本能に近い感情だ。
どちらにせよ、俺達は生きるために戦っているといえる。
最初のコメントを投稿しよう!