黄昏を歌う

5/6
前へ
/1398ページ
次へ
 獣たちは神様の教えの通り、秩序を守るために闘いました。  いずれ《禍》は人間だけでなく獣をも食らうようになりました。  また、月日が経って、何年も何年も……神様のことを直接知らない獣が出てきても、ずっとずっと戦いました。  何度、《泉》に魂が還り、何度花から生まれたかわからなくなって、獣たちは気づきました。
/1398ページ

最初のコメントを投稿しよう!

901人が本棚に入れています
本棚に追加