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第2話 ~未来予知、ゲットだぜ!~
【5月 5日 午前8:00】
『ピピピピピピピピピピピ』
『カチッ』
山「うーん・・・・」
俺はいつもどうり目を覚ます
今日も平凡な日常が俺を・・・・
あれ?
俺って昨日倒れたんじゃなかったっけ?
うーん・・・・・
分からん
山「って遅刻しちまうぞ!?」
学校は8:30には席についていなくてはいけない
ヤバイ!
時間がない!!
山「いってきまーす!!」
俺は全速力で駆け出す
無遅刻で有名な俺が遅刻するなんて、無遅刻王の名がすたっちまう!!
いつもの曲がり角が近づく
と、次の瞬間
頭の中に俺が引かれる映像が流れ込んできた
山「!?」
俺は唐突の出来事に驚き、走るのを止める
すると・・・・
『ブーーーーン!!』
車が目の前を通っていった
山「はへ?」
これってデジャヴ?
でもリアルすぎたな・・・・
まぁ、ラッキーだな
俺は8:27というギリギリの時間で席についた
山「ふぅ・・・セーフ!」
佐「あれー?山本君、今日ギリギリだね?」
山「ああ・・ギリギリだ・・・よ!?」
今話しかけてきたのは佐藤真理。
俺が憧れているクラスメートだ
佐「そんな大声出してどうしたの?」
山「ふぇ?あ、ああ!なんでもない!」
佐「???」
・・・・・
ふぅ・・・
今日は散々だったな
そんなことを思いながら歩いていると、また頭の中に映像が流れ込んできた
[野良犬が目の前を走り去っていく]
山「!?」
すると、目の前を野良犬が走り去っていった
山「なんだこりゃ!?まさか俺、未来予知を!?」
なんて、ないない
そんなわけない
そう思っていたが、また映像が流れ込んできた
[自転車に乗っている子供が転ぶ]
『ガシャン!!』
山「は?」
後ろを見ると、自転車に乗った子供が転んでいた
まさか・・・
本当に俺は・・・・・
山「未来予知が出来るようになったのかぁぁぁ!!!!」
第2話 END
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