第2話 ~未来予知、ゲットだぜ!~

1/1
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/5ページ

第2話 ~未来予知、ゲットだぜ!~

【5月 5日 午前8:00】 『ピピピピピピピピピピピ』 『カチッ』 山「うーん・・・・」 俺はいつもどうり目を覚ます 今日も平凡な日常が俺を・・・・ あれ? 俺って昨日倒れたんじゃなかったっけ? うーん・・・・・ 分からん 山「って遅刻しちまうぞ!?」 学校は8:30には席についていなくてはいけない ヤバイ! 時間がない!! 山「いってきまーす!!」 俺は全速力で駆け出す 無遅刻で有名な俺が遅刻するなんて、無遅刻王の名がすたっちまう!! いつもの曲がり角が近づく と、次の瞬間 頭の中に俺が引かれる映像が流れ込んできた 山「!?」 俺は唐突の出来事に驚き、走るのを止める すると・・・・ 『ブーーーーン!!』 車が目の前を通っていった 山「はへ?」 これってデジャヴ? でもリアルすぎたな・・・・ まぁ、ラッキーだな 俺は8:27というギリギリの時間で席についた 山「ふぅ・・・セーフ!」 佐「あれー?山本君、今日ギリギリだね?」 山「ああ・・ギリギリだ・・・よ!?」 今話しかけてきたのは佐藤真理。 俺が憧れているクラスメートだ 佐「そんな大声出してどうしたの?」 山「ふぇ?あ、ああ!なんでもない!」 佐「???」 ・・・・・ ふぅ・・・ 今日は散々だったな そんなことを思いながら歩いていると、また頭の中に映像が流れ込んできた [野良犬が目の前を走り去っていく] 山「!?」 すると、目の前を野良犬が走り去っていった 山「なんだこりゃ!?まさか俺、未来予知を!?」 なんて、ないない そんなわけない そう思っていたが、また映像が流れ込んできた [自転車に乗っている子供が転ぶ] 『ガシャン!!』 山「は?」 後ろを見ると、自転車に乗った子供が転んでいた まさか・・・ 本当に俺は・・・・・ 山「未来予知が出来るようになったのかぁぁぁ!!!!」 第2話 END
/5ページ

最初のコメントを投稿しよう!