私の思惑

2/4
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/4ページ
ピピピピッ ピピピピッ 私は、いつものアラーム音で目を覚ました。 リビングに行くと、大きなテーブルにいつもの置き手紙があった。 『仕事なので先に行きます。  今日も遅くなるので、これで何か食べて下さい。』 他人行儀な文が書いてある手紙には、10000円札が添えられていた。 この10000円は夕食の為のお金だけど、正直な所こんなに沢山は必要無い。 だから、毎日2000円程度で夕食を済ませ、残りは貯金している。 私は、先に8000円を貯金してから、トーストを焼いて早々と食べ、制服に着替えた。 それから身支度を済ませ、私は家を出た。 こうして、今日もいつもと変わらない日常が始まる。
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!