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ピピピピッ ピピピピッ
私は、いつものアラーム音で目を覚ました。
リビングに行くと、大きなテーブルにいつもの置き手紙があった。
『仕事なので先に行きます。
今日も遅くなるので、これで何か食べて下さい。』
他人行儀な文が書いてある手紙には、10000円札が添えられていた。
この10000円は夕食の為のお金だけど、正直な所こんなに沢山は必要無い。
だから、毎日2000円程度で夕食を済ませ、残りは貯金している。
私は、先に8000円を貯金してから、トーストを焼いて早々と食べ、制服に着替えた。
それから身支度を済ませ、私は家を出た。
こうして、今日もいつもと変わらない日常が始まる。
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