第一章

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[フフッ、我の声が聞こえるヒュムなど久々じゃ…また来るじゃろ…力を求めてな] そう空耳と思った声の主は小さな声で呟き、俺を見つめていた。俺は家に向かって居たので気がつかなかったが…。 †††††††††††† 「あ、トモキさん、おはようございます。今起こそうと思ってたです」 玄関を開けるとそこにはクレアがテーブルに食事を並べていた。 「ありがとうクレア、じゃあいただこうか?」 「はいです」 今日の朝食?普通の量でした(まる) †††††††††††† さて、朝食も済みクレアに魔法を教わる段階になったが問題が 「俺って…魔力あるのか…?」 そう科学が発達している世界に居た俺に魔力なんてものが存在するか?と言う問題だ。 (ファンタジーの世界ならだいたい、魔力を流して球体に辿りつき、割るのが定石だ………よな?)
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