第一章

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「トモキさんの疑問はもっともです。でも、どんな種族にも魔力はあるはずです。ですから私が魔力をトモキさんに流します。ここまでは良いですか?」 「おぅ大丈夫だ」 予想通りに説明が終わり、クレアが魔力を流す段階に入る。 「いきますよ?」 そうしてゆっくりとクレアの魔力は感じるも… 「あれ?あれあれ?」 クレアは疑問に思いながら俺の全身隈なく、クレアの魔力を流すも不思議に思いながらクレアの身体に戻していく。 (やっぱり無かった見たいだな) そんな予想も立てながら、クレアと向き合う。 「おかしいです!トモキさんには魔力の封印されている結晶がないです!」
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