第二章

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クレアに助けられて、過ごした日々。 あの頃の穀潰しの日々とは違うし、クレアがそんな事を言う人では無いとは思う。 だけど、いつまでもこうして甘えて居られないとも思っているのも事実。 普通なら自分の内なる力を解放、その力に翻弄されずに力のコントロール。 そこまで行けば、旅をしながら、俺の目標、決意を実行に移せるのに… (初めから力がなく、頓挫ってのもな…) 考えれば考えるほど気分は鬱々としてくる。 「こういう時は!気持ちを落ち着かせに散歩にでも行こう」 クレアにはあまり外にいかないよう注意をされたが、ずっと家に居ると気分が落ち込むだけなので… †††††††††††† 「っと言ってもここくらいだな、気持ちが落ち着く場所は」
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