1596人が本棚に入れています
本棚に追加
/335ページ
クレアに助けられて、過ごした日々。
あの頃の穀潰しの日々とは違うし、クレアがそんな事を言う人では無いとは思う。
だけど、いつまでもこうして甘えて居られないとも思っているのも事実。
普通なら自分の内なる力を解放、その力に翻弄されずに力のコントロール。
そこまで行けば、旅をしながら、俺の目標、決意を実行に移せるのに…
(初めから力がなく、頓挫ってのもな…)
考えれば考えるほど気分は鬱々としてくる。
「こういう時は!気持ちを落ち着かせに散歩にでも行こう」
クレアにはあまり外にいかないよう注意をされたが、ずっと家に居ると気分が落ち込むだけなので…
††††††††††††
「っと言ってもここくらいだな、気持ちが落ち着く場所は」
最初のコメントを投稿しよう!