プロローグ

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「うわああぁぁ…な、なんだよ………その耳!」 頭が混乱していた。 若干15歳になる俺だが、そんな人種は地球には居ない。 白人や黒人、アジアに住む黄色人ならまだわかる。 しかしながら、耳が尖った人種なんて見たこと無い。 まるで小説に出てくる…。 「ハイだって私…エルフですから」 事もなげに俺の予想は当たった。 そして、目の前が真っ暗になった。 最後に見たのは心配そうな顔をしたエルフと名乗る女性だった。
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