第一章

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「す、すみません!みっともない姿を見せてしまって!」 今の状態に気がついた彼女は急いで俺から離れていた。 「落ち着いた……かな?」 向こうではあまり喋らなかったせいもあり、小さめな声だが彼女の耳はピクピクッっと反応したのを目の端で捉えると聞こえているようで「はい!」っと最高の笑顔で返事をくれた。 「あ、朝食!作ってきますね!ゆっくり戻って来て下さい。」 恥ずかしいのもあってか、早口で用件だけ言って早々と家に戻っていった。 俺はゆっくりと腰を上げて、マイペースに家へと戻ったのだった。 †††††††††††† 「あ、ちょうど出来た所です。座ってください。」 言われるまま椅子に座り、目の前に良い匂いのする朝食… 「り、量多くない?」 そりゃもうテーブルにこれでもかと言うほどの料理の数…
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