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再会…。
「どうした…、何か困ってんのか…。」
わたしと同じ歳くらいの男の子が声をかけてきてくれて。
「あ、うん…、えっとね、家までの道がわからなくなっちゃったの…。」
「ぷぷ、マジかよ、幼稚園児じゃあるまいし。」
「失礼じゃない!!そんな言い方、わたしだって好きで迷子になったわけじゃないのに…、10年前に、この街から引っ越して、昨日、またこの街に戻って来たから、ぶらぶらしてたら街が変わってて、家に帰る道がわからなくなっちゃったの。」
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