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紅side
買い物にでかけた。
今日は荒井ちゃんと
二人の食卓になる。
料理があまり得意じゃない俺。
でも、この日のために
何度も練習したから大丈夫!(多分)
「料理なんてできるの?」
なんて笑いながら
言われたけど、
「大丈夫だよ!荒井ちゃん
はテレビでも観ててよ!」
って言って荒井ちゃんを
ソファーに座らせた。
そのすきにそっと
切り抜いたレシピ覗いて
料理を始めた。
手際よく具材を炒めながら、
「今日は寒かったね」と労うの。
ソファー越しにふりむいてる
荒井ちゃんと
話している時間が好き。
思った以上にうまくできた料理を
張り切って見えないように盛りつけた。
「荒井ちゃんできたよー!」
「わーっ美味しそう!紅ちゃんすごいね!」
荒井ちゃんに
褒めてもらうのが嬉しくて、
顔が赤くなった。
荒井ちゃんに恋してる。
毎日が変わった。
叶わない恋だとわかっているから、
幸せの途中が一番いい・・・
「美味しいよ!」
「また作ってね!」
なんて目を丸くさせながら言う
あなたが優しすぎて怖くなる。
(胸が苦しくなる。)
end
完全に失敗作ですね←
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