Tales of Nocturne

テイルズオブノクターン

太古の時代。

人々はふたつの種族に別れ、覇権を競い合った。

片やピュア。

今の世の源祖人（ヒュート）の祖である。

片やエルフ。

今の世の煌晶人（クリスト）の祖である。

ふたつの種族の抗争はいつしか、それぞれの種族の国を作り上げた。

そして、星ひとつを舞台とする、ピュアの国「シリウス」とエルフの国「ユニア」との最終戦争が起こった。

ピュアは力と強大な兵器でエルフをなぎ払う。

対してエルフは、知略と魔の力を行使し、従える術を用いてピュアを混沌へと葬った。

日に日に、ふたつの国の抗争は激しさを増した。

そして、ふたつの国の民は、血で血を洗うような戦いの日々に疲弊し切っていた。

しかし、ある時転機が起こった。