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「だろ?」
「まぁな…そろそろ行くか、上官に怒られちまう」
「だな」
そう言って二人は立ち上がり本部である地区に向かった
「只今戻りました、楠木上官」
「うむ、ご苦労、君達の活躍は耳に入っているよ、よくやってくれた、第三部隊隊長西村中佐・第四部隊代行隊長篠原三佐」
「いえ、第三部隊の人間の六分の一を失ってしまったのでアイツ等を無事に帰せなかったのが残念でなりません」
「そうか、西村三佐は?」
「私の部隊は負傷者のみで死者は出ておりません」
「ふむ、良かった、若い君達に部隊を任せてしまって申し訳ない」
「いえ、楠木大佐が謝る事ではありません」
「そうかね?」
「大佐も戦争がお嫌いなんですから」
「銀二に同じく」
「君達は結構手厳しい事を言ってくれるね…」
「西村中佐ー!」
「…誰かと思えば霜木真(シモギ マコト)中将じゃないか」
この子は霜木真、俺に抱きついてくる癖がある女の子だ、年は俺の2つ下だ。
この子は銃撃戦特化の子で、スナイピングを得意としているんだが本人はすごく嫌がっている
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