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次元移動
「3億あれば何変えるかな、念願のPSPが余裕で買えるな!」
「もう、さっきからうるさいわよ!何回も3億、3億って!」
ファミレスを出た俺達は俺の家に向かって歩いていた、電車に乗ろうと思ったのだが(町を見渡しながら色々とこの時代のものを見て回った方がいい)と言うエリナの提案により二人で歩いて向かっていた。
「別にその3億はあんたが稼いだわけじゃないでしょ」
「俺が稼いだのさ、この時代の俺が!」
「はいはい」
「‥‥」
「‥‥」
「‥‥あのさ」
「次は何よ?また3億円の話?そろそろボディーブロー決めるわよ」
「違う違う!、そうじゃなくてさっきの指紋認証決済が出来たってことは俺はこの時代まで生きてるってことだよな?」
「そうなるわね。もし死んでたら遺族とかにお金が存続されると思うし、お金が残ってたってことは生きてるってことね」
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