【第二章】

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トランスを終えたライカの近くに一人の男が立っていた。 歳はライカよりもやや若いと思われる青年。 歳の頃は18、19といったところか。 『ライカさん相変わらずぎりぎりですね。もしかして彼女ですか?リア充なんですか?おすそ分けしてください。あっオレ彼女居ますけどね。フッ。』 『うるさいぞトウタツ。いつにも増してテンションが高いな。鬱陶しい。』 やたらとハイテンションなトウタツと呼ばれた青年の言葉にライカは苦笑いを浮かべながら近寄る。 『で?もうみんな集まっているのか?』 『ええ。今日は20人ほどすでに集まっています。まぁ宴会部長のオレにかかればこれくらい...すいません調子乗りました!だから蹴らないでください!』 『なら黙ってさっさと陣営まで案内しろ。』 前を歩くトウタツを蹴り飛ばしながら陣営へと向かっていく。
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