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ノアは村に帰る途中だった、決意を胸に秘めて…
……
「…ノア…ノア…聞こえますか?」
「ニ、ニル様!?」
突然の話し声にノアは驚いた。
「ノア…まずはデュランという神官を探しなさい。その神官があなたのいくべき道を示してくれるはずです」
「は、はい。わかりました」
「それからあなたに授けた魔法の力…魔法をつかうだけでなく魔獸を従えることもできます」
「これからの戦いに役立てて下さい…」
「はい!」
話が終わるとノアは自分の村に帰っていった。
そして村につくと真っ先に家に向かっていった。
そして、家についた。
「おかえり、ノア、あれ?今日はディスティーンと遊びにいったんじゃなかったのかい?」
「その割には帰りが早いじゃないか…」
「……」
ノアは俯きなにも言えなかった
「ははーん、途中でケンカでもして帰って来ちゃったんだろ?」
「…ぐすっ」
「ノ、ノア!?」
突然泣き出すノアに父は動揺した。
「…お父さん!」
「お、おいおい。どうしたんだ?訳を聞かせてごらん」
「…うぅ…デ、ディスティーンが…」
ノアは今日遊びにいき洞窟の中であった事をあらいざらいすべて話した。
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