一日目

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「アンタ名前は?」 ようやく飛び立った金斗雲の上で、新人仙人の後頭部に話し掛ける。 「僕、福田一呉と申します~」 「ふーん。案外普通だね。で、なんで黒スーツ?」 「僕、昨日までは事務にいたもんで……」 「ふーん。とりあえず福田っ。明日から寝坊厳禁ね。あたし時間守らないヤツはキライだから。遅刻したら斬るわ躊躇なく」 「え、えぇえええ~っ!?……ががががんばりまっす……!!」 そして翌日から問題児福田とペアを組み、微妙に奇妙な日々が始まった。
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